Opus 1123

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偉大な指揮者から学ぶリーダーシップ

  • コーチング

Itay talgam

Benjamin Zander 氏は指揮者の仕事を「奏者の可能性を目覚めさせること」と語りましたが、指揮者にはもうひとつ大きな仕事があります。それは「音楽を作ること」です。

作曲者の意図、心情、背景を読み取り、曲としてそれを大成させます。前者がマネジメントだとしたら、後者はリーダーシップと言えるかもしれませn。

Itay Talgam 氏は、偉大な指揮者5人のふるまいを例にして、リーダーの立場にある人にリーダーシップに必要なものは何かを伝えようとしています。

And when Karajan is asked about it he actually says, "Yes, the worst damage I can do to my orchestra is to give them a clear instruction."

カラヤン曰く、「私がオーケストラに与えうる最大の害が何かというと、明確な指示を与えることだ」

リーダーシップとは本来、「何をするべきか」という目的地を設定するものです。それは指揮者がどのような音楽を作るかを考える作業に似ています。問題は、自身の頭のなかにある音楽をどのようにしてメンバーに伝えるかです。

頭にある音楽を作るために、非常に明確な指示で命令的に意思を伝えようとしたリカルド・ムーティーは、最終的に団員から不信任の手紙を受け取ることになりました。逆に、ヘルベルト・フォン・カラヤンは明確な指示を与えようとはしませんでした。指示を与えないから、団員たちは彼の心を推し量らなければならない。これはある意味大きなプレッシャーとして団員たちの心を拘束することになります。

つまり、リーダーにとって重要なことは、指示を与える・与えないの違いではないということです。では本当に重要なことは何なのか。それは、団員たちをパートナーとして認めることです。

団員たちの頭にも音楽のイメージがあります。何をするべきかもわかっています。そのイメージを持つ団員をひとつの音楽を作るパートナーとして受け入れることが、リーダーである指揮者にとって重要なことです。そこで指揮者のすることは、間違えたときには警告を与え、すばらしいときには賞賛を与えるといった、フィードバックを示すことです。

まとめ

オーケストラは調和の上に成り立っています。何十人もの奏者をまとめる指揮者は、音楽というわかりやすい成果があったからこそ、自然とリーダーとしてのあり方を学んでいたのかもしれません。

リーダーに必要なことは、支配することでもなく、自由にさせるのでもなく、ひとつのものを作り上げるパートナーとして認めることです。リーダーのイメージとパートナーのイメージが相乗効果を発揮したときこそ、極上のハーモニーが生み出されるのです。

    最後まで読んでいただき ありがとうございました。

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