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教えないよりもタチの悪い「教え過ぎ」

  • コーチング

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相手に対して教えすぎることは、考える機会を奪うだけではなく、自分の考え方を押し付けることになります。自分なりの考え方を否定されると、かえって理解が遅くなることがあります。1から10まで教えるのではなく、1 教えて 9 信頼する状態がベストです。

丁寧なほど、わかりにくい?

勉強を教えているとき、教えれば教えるほど生徒の頭の上に「?」が増えているのを感じることがあります。こちらとしては、「初めの解説でわからなかったみたいだから、もうちょっとかみ砕いて……」なんて考えながら教えているつもりなのですが、解説が丁寧になるほど、むしろ迷宮入りの袋小路みたいな顔をするようになります。

なぜ、このようなことになるのでしょう。

23-7=??

すこし話は変わりますが、わたしは以前こんな調査をしたことがあります。

Question23 7

そして返ってきた答えがこちら。三者三様の考え方が返ってきました。

Answers23 7

この結果からわかったのは、「23-7」という初歩的な計算ですら、人によって考えるプロセスが違うということです。

人は経験のないものは理解できない

人の脳は、物事を過去の経験と結びつけて理解しようとようとする性質があります。逆にまったく経験と結びつかないものは積極的に無視し、排除しようとします。

はじめの生徒の例で言うと、解説が丁寧で細かくなるほどわたしの考え方と生徒の考え方の違いに違和感を覚えるようになり、脳が理解を拒む姿勢になってしまったと考えられます。この傾向は「23-7=」のような、違うことを意識すらしていない領域に近づくほど顕著になります。

丁寧に教えているつもりが、相手にとっては理解し難い考え方を押し付けていた、という悲しい結果となります。

教えるのは 1、信頼するのが 9

人にはすばらしい自然学習能力が備わっているので、ひとつを教えればそのうち自分なりに理解でするようになります。つまり、教えるのを 1 にして、残りの 9 は相手の力を信頼して様子を見る、というのがベストな教え方です。

今まで早く理解させることに執着していた自分を反省し、これからのふるまい方を研究したいと思います。

こんな一冊も

人間の自然学習能力をテニスに応用したセルフコーチング本です。テニスに限らず「人間を育む」すべての場面で役立つ考えがここにあります。

    最後まで読んでいただき ありがとうございました。

    何か一言添えてシェアしていただけると幸いです。

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