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『オリエント急行の殺人』このトリックは推理小説のタブー

  • 読書感想文

Murder on the orient express

ミステリーの女王が紡ぎだす大胆なトリック。「まさか、こんなトリックあり!?」と、推理を聞きながら鳥肌が立った。推理小説ファンでなくとも、この作品は一読しておくことをおすすめする。

この作品の素晴らしさは、その奇抜なトリックだけではない。乗客たちの心象描写や場面転換の鮮やかさが印象に残った。事件の舞台はオリエント急行の一車両、もっと言えば推理のおこなわれる食堂車という限られた空間なのに、乗客がひとりずつ証言をおこなう、そのたびに場面全体がガラッと変わってしまう。

なにか新しい物証を見つけるわけではなく、証言のほころびを整理するだけで事件を解決に導いてしまう手法は、見事としか言いようがなかった。

この事件のトリックは、推理小説のタブーである。それだけに世界中の読者に衝撃を与え、発表から約80年たった今も読み継がれる名作になったのだと思う。

    最後まで読んでいただき ありがとうございました。

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